BSSの花粉症対策
b.s.s-n@mbr.nifty.com






















アレルギーの種類を知っておきましょう
 アレルギーの原因は、花粉だけではありません、さまざまな種類のアレルギーが存在します。代表的なアレルギーを紹介します。

 食物アレルギー:日本の人口の1/3の約4200万人が発症している。
 たまごアレルギー
 3大食物アレルギーの一つ。症状としては、皮膚症状が最も多く、ついで、消化管症状があげられます。
アナフィラキシーショック(強烈なアレルギー反応が発作的・突発的に起こる症状を指します)もみられ、鶏肉などもアレルゲンとなるケースがあります。
 小麦アレルギー
 乳幼児から小学生までの子どもに発症しやすく、3大食物アレルギーと言われる卵、牛乳、大豆についでアレルギーとして頻度の高い食物となっています。
 蕎麦(そば)アレルギー
 アナフィラキシーショック(強烈なアレルギー反応が発作的・突発的に起こる症状を指します)を引き起こすような重篤な症状に陥る場合もあるので注意が必要です。
 米アレルギー
 米の外側のたんぱく質部分が米アレルギーの原因となってます。症状は、乳幼児のときには、下痢やアトピーなどの皮膚症状をおこしやすく、成長とともに、ぜんそく、アレルギー性鼻炎とアレルギー疾患を順次発症していくことがあります。
 青魚アレルギーは、アレルギーでは無くヒスタミン中毒
 光ものの魚を食べた時、アレルギー症状がでるという人がいるが、これは、ヒスチジンという物質を多く含む魚、マグロ、イワシ、さんま、鯖などを食べて、ヒスチジンがヒスタミンに変化蓄積され、ヒスタミン中毒による症状を起こす。病院でサバに対するアレルギーを調べても、アレルギーはないという検査結果が出る場合が多い。
治療薬としては、アレルギー治療の基本薬を使っても効果が無く、抗ヒスタミン薬を使用。
 牛乳アレルギー
 3大食物アレルギーの一つ。アレルギー(αs1−カゼインやβ−ラクトグロブリンなど)とした食物アレルギーの一種。牛乳アレルギーは成人になると比較的に発症する頻度は低くなります。90%が生後3ヶ月以内、大部分が生後2〜6週間に発症
症状は、哺乳力低下、下痢、嘔吐などの消化器症状の他、アトピー性皮膚炎、喘鳴、ときにはアナフィラキシーショック(強烈なアレルギー反応が発作的・突発的に起こる症状を指します)もあります。
 大豆アレルギー
3大食物アレルギーの一つ。
乳幼児からはじまり学童期に入る前には解決する場合が多くいアレルギーです。
症状は、発疹、じんましん、下痢、発熱など
 ピーナッツアレルギー
幼児期に発症することが多く、食べていなくても接触や殻の粉を吸入しただけで症状が強く発症することがあります。
症状としては、鼻炎、蕁麻疹、血圧の低下、喘息、嘔吐や下痢、意識喪失、呼吸器困難、アナフィラキシーショック(強烈なアレルギー反応が発作的・突発的に起こる症状を指します)をも起こす場合もある。
 アルコールアレルギー
 直接触れた場合にアレルギー反応が起こります。例として消毒治療の際のアレルギー反応で赤く腫れるという症状がでます。
 牡蠣(カキ)アレルギー
皮膚系の肌疾患や下痢や腹痛といった食中毒に似た症状になる人もいます。一度症状がでると体が敏感に反応するようになり、その他の食材でも、症状が出るようになるので注意が必要です。
 果物アレルギー
果物を抗原とした食物アレルギーの一種で年齢を重ねるつれ発症する確率が高くなるというのが最大の特徴と言えます。下痢や腹痛といった消化器系の症状や、口の中や喉が痒くなるといった症状が知られています。
メロン、リンゴ、イチゴ、オレンジ、キウイ、サクランボ、スイカ、ナシ、バナナ、モモ、梅、パパイヤ、パイナップル、レモン、グレープフルーツ・・等の他、トマト、キュウリ、クルミ、ジャガイモ、セロリ、ニンジン、ニンニク、ナスなどの野菜も対象になる場合があります。
 甲殻類アレルギー
エビ・カニといった甲殻類を食べると、唇や喉が腫れ、ついで、耳、目がはれて、呼吸困難などの大事に至ることもあります。このアレルギーの元となる成分は、タコ・イカ・かき・サザエ等の貝類にも含まれているので注意が必要です。
触れるだけで手や顔が腫れたりする場合もあります
 チョコレートアレルギー(カカオアレルギー・カカオマスアレルキー)
カカオに含まれるチラミン(血管浮腫物質)やニッケルが原因で突然発症します。下痢、嘔吐、鼻血、腹痛、痙攣などの症状があり、アナフィラキシーショック(強烈なアレルギー反応が発作的・突発的に起こる症状を指します)を起こして死亡した例もあります。
カカオの代わりにキャロブ(イナゴマメ)を用いて作った、代用チョコレートも販売されいる。
 動物アレルギー
 犬アレルギー
原因が犬自体の場合と犬に繁殖するヒョウヒダニによるものとが有ります。喘息、鼻炎、皮膚炎などの症状があげられます。
 猫アレルギー
猫に接触することにより発生するアレルギーのことで、猫に触ったりネコのいた場所に行くと、顔が腫れたりくしゃみや鼻水が出るという症状があります。
その他 哺乳動物(犬、ウサギ、モルモットetc)鳥類も原因の一つになる場合があります。
 ダニアレルギー
ダニやダニの死骸が原因で喘息・小児喘息などの症状があります。
大人の場合は、喘息患者の60%・小児喘息の場合は、90%がダニアレルギーによるものです。
 その他アレルギー
 紫外線アレルギー
日光の紫外線によって引き起こされる免疫システムの反応を指します。皮膚が赤くなったり、蕁麻疹、水ぶくれなどの症状があり、痒みを伴うこともあります。
○薬剤や化学物質などが原因となる外因性光線過敏症
○代謝障害や遺伝子異常などが原因の内因性光線過敏症
の二つに分けられます。
 薬物アレルギー
特定の薬に対して過敏な反応を示すアレルギーです。症状は多種にわたり、血管浮腫・・発疹 ・関節痛・リンパ節腫張・アナフィラキシーショックetc..
 水アレルギー
水に接すると皮膚に赤く腫れ、激痛を伴う。自分の体の涙や汗、唾液などにも反応する。発症者は、世界で30人程。
 金属アレルギー
歯科用金属の特にアマルガムに含まれる水銀やピアス、ネックレスの使用によるかぶれや湿疹などの皮膚症状があり、原因・発症・治療法等において現段階では、はっきりと解明されていない。
 天然ゴムラテックスアレルギー(他にゴムアレルギーが存在内容は、別)
ラテックス(天然ゴムの樹液)中に含まれる蛋白質によるアレルギー反応。症状は接触した皮膚にかゆみや蕁麻疹が現れる又、ゴム手袋をはめるときに発生するパウダーによる粉塵で喘息発作・鼻炎・結膜炎などが起こることもあります。ひどい場合は全身に蕁麻疹が広がり呼吸困難に陥ってショック状態に陥る場合もあります。