ドイツに於けるパッシヴハウスの現状・・・エネルギー・パスとは?
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ドイツに於ける省エネの現状
エネルギー・パス

ドイツのエネルギー証明書(ENERGIEAUSWEIS)の解説書翻訳版
ドイツにおけるエネルギー消費の分類  2005年
2億1790万トンオイルに相当
(日本:3億5430万トンオイル)
CO2排出量
エネルギーパスとは?

エネルギーパスの目的と意義
1..住居のエネルギー消費量を明確にし、関心を促す。
2.貸借・売却の際、エネルギーパス提示の義務。
3.省エネ・リフォームに関するアドバイス
4.一目でわかる・・・・・・ わかりやすい表示
エネルギー消費量の算出方法
  ステップ 1

 a) 過去3年間のエネルギー消費量から算出
    (既存の家)
    暖房用灯油や電気代などから算出

 b) 統計を元に平均的な4人家族のエネルギー
    消費量から算出(新築の家)
    夫婦と子供2人
    常識的な生活状況、室内温度20度前後
    該当地域の気象データ使用。 新築の家
  ステップ 2

 該当する住宅の構造データから算出する

  1.外壁の種類・厚さ
  2.断熱材の種類・厚さ
  3.気密処理の状態
  4.窓・ドアのタイプ
  5.冷暖房システムのタイプ
エネルギー・パス エネルギー・パスの等級
ランニングコストの比較
※ 1ユーロ=160円で計算
エネルギ・パスに基づく リフォーム
※ 1ユーロ=160円で計算
エネルギ・パス 要約(1)
*エネルギー・パスによって、人々のエネルギー消費に対する意識が高まることが、エネルギー・パス導入の意義であり目的である。
*2008年7月より、ドイツのハウスオーナーは、住宅を賃貸または売却する際、エネルギー・パスを提示することが、法律によって義務付けられる。
*エネルギー・パスは、簡素で誰にもわかりやすい表記でなくてはならない。
エネルギー・パス 要約(2)
*エネルギー・パス発行資格を有する省エネルギー・コンサルタントは、ドイツ国内で6500人
*エネルギー・パスは、10年間有効
*エネルギー・パス作成費用は、約200ユーロ(約32000円)
*エネルギー・パスは、ハウスオーナーが、所有物件のエネルギー消費量を知り、省エネに対する意識を持って、物件の省エネリフォームを行うよう、促すものである。
*エネルギー・パスは、ハウスオーナーが、エネルギー消費量の高い物件を売却・賃貸することを困難にするものである。
パッシブハウスとは
ドイツのエネルギー証明書(ENERGIEAUSWEIS)の解説書翻訳版
パッシヴハウスの源泉は、太陽熱、生活熱、家電製品の排熱も人の体温も有効に利用
パッシブハウスのエネルギー量≦ 15kWh/(u年)
パッシブハウスの断熱と気密
○壁・屋根には最低30cm厚の断熱材を使用
○アルゴンガス充填の3層ガラス断熱窓を使用
○完璧な気密処理 気密測定(blower test)により確認
○ヒーティングシステム故障時、真冬日でも室内温度が24時間で
  現状室温から0.5℃より下がってはならない
パッシブハウスの構造
  建築内の空気循環

■換気システム無しにパッシブハウスは
  有り得ない
■1〜4時間おきに換気システムを作動
■暖められた空気からは、排気前に
  80%〜95%の熱を取り出し、再利用
     パッシブハウスのヒーティングシステム
   ■熱源は、太陽熱、生活熱
                        照明器具や、テレビ、冷蔵庫などの家電製品の排熱、人の体温も、有効利用
   ■エネルギーを最も要するのは、給湯システム
                        加熱は、ソーラーパネル、地下熱交換機、ウッドペレット、ガス等が必要
     パッシブハウスに掛かるコスト
   ■300mm以上断熱材を使用
   ■高性能調湿気密シートを用い、確実な気密処理を行う
   ■換気システムの導入
   ■アルゴンガス充填の3層ガラス断熱窓を使用

   ☆新築では、費用の5〜8%割増
   ☆改築では、費用の12〜18%割増
イニシャル・コスト&ランニング・コスト
 Aレベルの住宅(パッシブハウス)
      イニシャル・コスト 250,000ユーロ(4,000万円)
      Bレベルより8%コストアップ
   ランニング・コスト
      15kWh/u年 120uの世帯→1,800kWh/u/年
      1,800kWh×0.19ユーロ(30.4円)=342ユーロ/年(54,720円/年)
 Bレベルの住宅
      イニシャル・コスト 231,000ユーロ(3,700万円)
   ランニング・コスト
      100kWh/u/年 120uの世帯→12,000kWh/u/年
      12,000kWh×0.19ユーロ(30.4円)=2,280ユーロ/年(364,800円/年)
AレベルとBレベルのイニシャルコストの差は、ランニングコストの差10年分で解消
  ■ドイツ国内では、既に6000棟以上のパッシブハウスか建造された。
  ■共同住宅、社宅、オフィスビル、学校、体育館、工場等の建設に当たりパッシブハウス技術を積極的に採用
パッシブハウス・ヒストリー

1991年 ドイツ初のパッシブハウスが完成。
ファイスト博士(ダルムシュタット/クラニヒシュタイン)の研究による。
17年間の平均エネルギー消費量は、10kWh/u/年
パッシブハウス・ヒストリー

パッシブハウス・プロジクト
2000年 ヘルツ&ラング社によるパッシブハウス
 ミュンヘン
パッシブハウス・ヒストリー

パッシヴハウス・リフォーム・プロジェクト
2006年 1961年建造の家(築47年)を
パッシヴハウスにリフォーム  
バイエルン州
パッシヴハウス・ヒストリー

パッシブハウス・プロジクト
2007年 最初のパッシブ・オフィスビル建設
ルートヴィヒスハーフェン 
ドイツ
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ドイツに於ける省エネの現状
エネルギー・パス
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